社会への第一歩 卒業生から先生への書簡
衛生課ただ一人の保健婦として/人間関係のむずかしさ
K. T.
,
Y.E.
pp.41-42
発行日 1960年4月10日
Published Date 1960/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202064
- 有料閲覧
- 文献概要
卒業して社会へ出たばかりの若い保健婦が,学院へ送る手紙には,全く生の問題が沢山盛り込まれている.社会をよく知らないために起る悩み,新鮮な心だからこそ感ずる疑問.ある意味では稚い:しかし時としてはするどくついている矛盾,それにはベテランと云われる保健婦も耳をかたむけていただきたい.
今年もまた,新卒の人々が職場におくり込まれる時期になりました.この新しい人々が何を悩んで学院の先生方に心のはけ口を投げ出しているかを知つて上手に指導し,新鋭なスタツフにしあげていただぎたいと思う.その意味から,学院の先生方にお願いして,先生個人にあてられたお便りを公開していただいたわけである.
Copyright © 1960, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.