看護文芸
俳句/短歌
桜井 政子
,
谷口 和子
,
大和 淑恵
,
塚越 キチ子
,
山田 喜美子
,
村上 博子
,
細谷 八重子
,
原野 金高
,
立川 久子
,
高木 菊女
,
吉川 春藻
pp.1660-1661
発行日 1972年12月1日
Published Date 1972/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916530
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稲妻や戦禍の記憶汝は持たず
〔評〕 8月15日になると私たちは今でもあの敗戦の記憶をよびおこされます.そのころまだ幼かった人たちも今は立派に成人しています.この人たちの記憶にはその凄惨な情況は少しも残っていないでしょう.稲妻という初秋の季語がなんとなくはかなさを象徴していてよく効いています.
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