ルポルタージュ
芹香院を訪れて
pp.34-36
発行日 1956年5月15日
Published Date 1956/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910124
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横浜から南西方,バスに40分ゆられて行くと,大部高台に,桜や松の樹木に囲まれた大きな病院の建物が二つ見える。一つが国立療養所広風園と,一つが県立芹香院である。芹香院附属看護婦看護人養成所と書かれた看板をしかと眺めて私は,この門をくぐる。
広々とした散地の前方に,病院と病棟があり,左方に問題の看護婦看護人養成所がこじんまりとした棟を二つならべている。
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