発行日 1949年5月15日
Published Date 1949/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906468
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祖國へ向ふ船の中樣々
(1)給食
療養以外に何もすることのない患者にとつて長い一日の中の三度三度の食事は何と云つても一番樂しいものであつた。況して數ケ年草木以外には口にすることもなく,飢と暑さに戰つて來た彼等にとつて一粒の米がどんなに嬉しかつたかは想像以上である。
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