特集 看護婦がつくった入院案内 諏訪赤十字病院の取り組み
[座談会]夢をつかんだ—私たちのつくった入院あんない
雨宮 多喜子
1,8
,
牛山 洋子
2
,
村田 千寿
3
,
奥原 ます子
9
,
藤森 まさ子
4,6,7
,
伊東 ますみ
5
1長野県看護大学
2諏訪赤十字病院・看護部
3諏訪赤十字病院・整形外科病棟
4諏訪赤十字病院・内科
5諏訪赤十字病院・内科病棟
6諏訪赤十字病院・皮膚科
7諏訪赤十字病院・放射線科病棟
8元諏訪赤十字病院・看護部
9諏訪赤十字病院
pp.612-618
発行日 1996年7月1日
Published Date 1996/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905120
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この入院あんない(以下あんない)が誕生したきっかけは,およそ10年前,当時バイオエシックスやホスピス運動の見地から日本の医療改革に深くかかわろうとしていた岡村昭彦という,国際的なフォトジャーナリストとの出会いだった.それは衝撃的で,辛いながらも感動的なものであったようだ.
その詳しいいきさつは米沢論文に譲るとして,当時,毎月1回1年間にわたり岡村氏を講師として行なわれたセミナーを通じ,彼がもたらしたカルチャーショックはどのようなものだったのか.まずその辺からお話をうかがってゆくことにしよう.
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