連載 それいけ!フレッシュナース[3階病棟の12か月]・15
便秘させるのも看護婦の恥
勝田 仁美
1
,
藤田 悌子
,
西元 勝子
2
1兵庫県立厚生専門学院
2自治医科大学看護短期大学
pp.610-613
発行日 1990年6月1日
Published Date 1990/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900154
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あなたの病棟にはどのくらい便秘傾向の患者さんがいるでしょうか.そして,そのために下剤を服用している患者さんや,浣腸をしばしば行なう患者さんはどのくらいいるでしょうか.今回は,患者さんの便秘を通して看護を考え直してみましょう.
「褥瘡は看護婦の恥」という看護のことわざ(?)で分かるように,褥瘡は看護婦の手によって防ぐことができます.つまり褥瘡は良い看護が行なわれているか,前向きにされているかを評価する1つの指標になるということです.今回主任さんは,昭子さんと廣田さんに便秘もその指標の1つだと気付かせてくれました.
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