特集 第26回ICMウィーン大会
インタビュー
ニュージーランドの助産師は,女性の声です。助産師の自律への道筋
サンデイ・グレイ
1
,
戸田 律子
1ニュージーランド助産師協会
pp.645-649
発行日 2002年8月25日
Published Date 2002/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902928
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自律した専門職に向けての100年のあゆみ
本誌 1990年のICM神戸大会の時,ニュージーランドで改正看護法(The Nurses AmendmentAct)が通り,助産師が自立的な地位を得たというニュースを聞き,大変印象深かったことを思い出します。その後もニュージーランドの助産師は,お産の場面での立場を維持され,ますます発展させていますね。
グレイ はい,その地位はしっかり確保しています。法,政策,契約を始めとして,たとえば専門職への紹介についてのガイドライン作成や,超音波断層法の使用についてなど,女性に関する問題であればどんなことでも助産師の意見が求められますし,ニュージーランド助産師協会が参加調印しなければならないことになっています。
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