特集 ピル解禁.避妊法のエキスパートになろう
日本助産婦会のエキスパート助産婦認定教育—家族計画指導専門家の育成
小田切 房子
1
,
番内 和枝
2
1埼玉県立大学短期大学部専攻科助産学専攻
2エス・アール・ハウス
pp.962-968
発行日 1999年11月25日
Published Date 1999/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902285
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専門性を高める教育の提供
より高度な教育の提供
医療の高度化,専門化が進む中で,助産婦にもより専門的な知識と技術が求められ,終身制の「助産婦免許」にも更新制導入の声が聞かれるようになってきた。助産婦が専門職として社会的評価を受けながらその責務を果たしていくには,時代の要請に対応できるような生涯教育のプログラムの整備・促進が求められる。
国は看護職員の生涯教育に関する検討会を設け,平成4年にその報告書を出したが,その中で,助産は専門領域における研修の中に位置づけられ,3つのレベルのプログラムが提示された。具体的には,以下のようである。
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