インタビュー
初の保健婦助産婦教育の試み—香川県看護専門学校・要朝枝教務主任
pp.40
発行日 1964年11月1日
Published Date 1964/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202866
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発足半年の現在
香川県看護専門学校は県庁所在地高松市の中央,しずかな表通りに面して立った県立中央病院のなかにあった.本屋2階フロアーをとって公衆衛生看護助産学科と臨床看護学科がある.この4月,県側の英断により従来の保健婦養成の公衆衛生看護学科に加えて助産学科を設け,1年コースの保健婦助産婦教育併学の話題をなげかけたところである.
現在の助産婦不足,その根にある助産婦教育機関の僅少,さらに志望者減退の全国的傾向はもはや一刻もなおざりにできないものがある,その打開にたとえ一歩でも踏みださなければというトップバッターにたった試みといえようか.香川県の施行した条例は厚生省も注目しているところだ.
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