特集 リハビリテーションにおける臨床倫理と合理的配慮
今月のハイライト
pp.4-5
発行日 2022年1月10日
Published Date 2022/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202398
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リハビリテーション医療におけるゴールの設定や,途中のさまざまな選択は本来,本人と医療者の話し合いによって決定されるべきものだが,現実には,本人の理解や意思表明の困難,予後予測の不透明性などがあって難しいことがある.また,リハビリテーションは社会参加を目的とするものであるため,医療ばかりではなく地域や社会との関係が重要であり,合理的配慮とは何かという課題,それを検討するための情報共有における個人情報保護など,広い意味での倫理的な配慮が必要である.本特集では,そのような広い意味での倫理的配慮に焦点をあて,さまざまな角度から,課題の整理とよりよい解決のための実践のステップについて解説していただいた.
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