特集 重症下肢虚血肢とリハビリテーション
今月のハイライト
pp.291
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110454
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近年,末梢血管障害および重症下肢虚血肢が増加しつつあります.血管外科技術,血管内手術,さらには血管再生療法などの治療法も進歩しています.しかしながら,早期発見と進行予防,また潰瘍,壊疽や切断エピソードごとの適切な対処が何よりも重要で,多科の協力によるチーム医療,そのなかでのリハビリテーションもまた重要です.重症下肢虚血は,慢性動脈硬化性疾患を有する高齢者での出現率が高く,さまざまな診療場面で出会う可能性があります.本特集では,重症下肢虚血肢の最近の治療法の考え方をご紹介いただき,われわれがどこでも予防的な対応や早期発見,適切な対応ができるように解説をいただきました.
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