特集 脳卒中急性期治療の最前線
今月のハイライト
pp.1085
発行日 2013年12月10日
Published Date 2013/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110325
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脳卒中はわが国の死因の3番目であったが,急性期の治療の進歩により一命を取りとめることが可能となり,最近の統計では死因の4番目となっている.しかしながら生命的予後が改善された一方,障害を残し介護を必要とする患者が増えていることは周知の通りであり,その急性期からのリハビリテーションがますます重要視されるようになってきている.脳卒中治療に関しては,2009年版のガイドラインが出ているが,既に4年経過しており,その間目覚ましい勢いで進歩し続けている.
このような背景をふまえ,今回の特集では,リハビリテーションの現場で働く医師をはじめとする各スタッフが,脳卒中急性期治療における各分野の最新の状況を把握することを目的として企画し,それぞれの専門家にわかりやすい解説をお願いした.
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