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編集後記
pp.1076
発行日 2001年11月10日
Published Date 2001/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109632
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高齢者や障害者が地域,自宅で今までのQOLをできるだけ維持しながら生活できることを保障しようというのが介護保険の本来の目的ですが,実際にはこの「介護の在宅への移行」は遅々として進まず,社会的入院は減らず,介護老人保健・福祉施設の入所待ち状態も変わっていません.自立に向けてのリハビリテーションを一生懸命やっていざ家へ帰ろうとしても,最近の不況で家族全員が働きに出て行ってしまって,地域も家も空っぽではどうしようもありません.
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