特集 リハビリテーションにおける治療法Update
今月のハイライト
pp.213
発行日 2000年3月10日
Published Date 2000/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109177
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■癌患者における難治性痔痛の薬物療法
癌性疼痛は難治性疼痛の代表的なもののひとつだが,単なる慢性痛と考えることはできず,急性痛の連続として捉える必要がある.その薬物療法の基本はWHO方式癌疼痛治療法であり,鎮痛薬の段階的使用法の基準が示されている.中枢性鎮痛薬としてとくにモルヒネが多く用いられているが,使用上の留意点は鎮痛効果以外の副作用をいかに少なくし耐性を生じないようにするかである.さらにモルヒネが効かない疼痛に対する治療法についても詳しく解説されている.(高田知季氏.217頁)
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