特集 慢性期脳卒中の機能維持のために
今月のハイライト
pp.1115
発行日 1998年12月10日
Published Date 1998/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108816
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■退院時機能レベルと心理社会要因が機能予後に強く影響する
在宅脳卒中患者のパーセルインデックス(BI),その他の要因を分析し機能低下は退院後2年頃から加速することを明らかにしている.また,機能低下の要因として,発症前社会適応状態不良,配偶者あり,女性,退院時BI低下者,家族構成員が多いこと,再発者等をあげている.以上から,退院時BIが低い患者が2年間の社会心理的な要因にさらされると機能低下が顕在化する可能性を指摘している.(砂子田篤氏,1119頁)
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