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編集後記
pp.1320
発行日 1997年11月10日
Published Date 1997/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108538
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・薬の使い方についてはいろいろな観点から研究がされていますが,最近は社会医学的,医療経済学的なものが多いようです.pharmacologyに裏付けされた薬の使い方も,医療の現場までくると必ずしも適正には行われていないという批判が,医療費の増大,健保赤字の増大を前にして,各方面から起こっています.今朝('97/10/20)の新聞には,早期胃癌患者で術後化学療法をやった人とやらなかった人の5年生存率に有意な差がなかったという厚生省委託研究班の報告が載っています.
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