特集 リハビリテーションにおける呼吸循環系の評価と管理
今月のハイライト
pp.185
発行日 1995年3月10日
Published Date 1995/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107810
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■運動負荷試験にどうしても必要な運動生理学的事項
運動によって起こる換気応答,心拍数,心拍出量,血圧の変動や血流の再配分,活動筋による酸素利用の変化がよく整理されて述べられている.さらに運動負荷試験に際して用いられる換気量,酸素摂取量,二酸化炭素排出量などの呼吸循環指標が運動の各相でどのような変動を起こすか,AT,最大酸素摂取量,ピーク酸素摂取量の概念などに言及している.これによって,基礎となる運動生理学的事項や呼気ガス分析の知識をわかりやすく理解することが可能となろう.(源田朋夫氏ら,189頁)
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