特集 脳卒中リハビリテーションにおける合併症のマネージメント
今月のハイライト
pp.1011
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107499
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■脳卒中患者の肺炎の治療法は
特に老人では自覚症状が乏しく,炎症反応も弱いことが多いので,全身状態に注意し,感染の徴候があるときには適切な抗生物質の選択が必要となる.さらに,動脈血ガス分析の結果から酸素投与の必要性の検討,気道分泌物の排世を促すための体位交換,背部のタッピング,ネブライザーの使用,口腔・咽頭の分泌物の頻回の吸引,脱水による喀痰粘稠化を防止するための適切な輸液等が必要である.(石山隆氏ら,1013頁)
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