特集 呼吸リハビリテーション
今月のハイライト
pp.103
発行日 2004年2月10日
Published Date 2004/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102727
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呼吸器疾患のリハビリテーションと言えば,近年は「包括的呼吸リハビリテーション」を指すようになり,2003年夏にはわが国でも3学会合同による呼吸リハビリテーションマニュアルが発表されました.さらに,急性期リハビリテーションの普及から,術前術後など急性期症例への対応の需要も増加しており,人工呼吸器の進歩ともあいまって重症例への対応も変化しています.いずれも呼吸器科医,リハビリテーション医,(呼吸)理学療法士,看護師,栄養士,臨床工学技士(ME)などによるチーム医療によって行われ,エビデンスに基づいて,各専門科の互いの得意分野を生かした連携が,今後,より必要と考えられます.今回の特集では,より多くのリハビリテーション関係者が,有効な呼吸リハビリテーションを積極的に行い,そして結果を出していけるように,各々の専門家に具体的な知識の解説をお願いしました.
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