特集 “行為”の回復のための理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.510-511
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203442
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臨床場面においては「動ける」という事実と,患者のめざす回復には乖離があることを実感する場面があります.読者の皆さんは,リハビリテーションにおける回復をどのように定義するでしょうか.「運動学的に,解剖学的に可動性を有し,合目的的に運動ができる」というのは患者の望む回復の条件を満たすのでしょうか.本号では“行為の回復”に焦点を当て,理学療法のアイデンティティに対する問いを共有し,視点を拡張すべくそれぞれの視点から論じていただきました.本号がわれわれの考える回復を問い直す一助となれば幸いです.
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