特集 急性期理学療法の今—育成・働き方・連携・エビデンス
EOI(essences of the issue)
pp.8-9
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201761
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2018度の診療報酬改定において「早期離床・リハビリテーション加算(500点/患者・日,14日上限)」が認められた.社会保障・税一体改革に合わせ,2025年をめどに進む高度急性期病床機能のさらなる明確化により,急性期病床での早期リハビリテーションは今後さらに進むことが予想されている.予想以上に進んだ「早期離床・リハビリテーション加算」に理学療法士側には戸惑いもあるように思われるが,公立病院や公的病院に「再編統合について特に議論が必要」と厚生労働省が発表したように,理学療法士業界全体の「急性期理学療法」への意識改革も待ったなしの状況である.
本特集により,現場の働き方の工夫や現任教育の実際,他職種,他病期からの期待,理学療法のエビデンスや臨床研究の現状をまとめることで,急性期理学療法をさらに発展させる契機としたい.
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