雑誌レビュー
“Physical Therapy”2001年版のまとめ
中村 浩
1
,
正田 隆信
2
,
石井 亜紀
2
1国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院
2東芝林間病院リハビリテーション科
pp.622-627
発行日 2002年8月15日
Published Date 2002/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106103
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はじめに
21世紀初めの“Physical Therapy”は,1月号の“Guide to Physicl Therapist Practice, Second Edition”の特集号より始まる.2001年は第81巻となり,68編の論文が掲載されている.その内容は表に示すとおりである.10月号は,“Evidence- Based Clinical Practice Guidelines”として特集論文が組まれており.EBM全盛における“EBCPGs”の確立に力点が置かれていることがうかがわれる.全巻を通してみると,新しい世紀の出発にふさわしい内容の論文が満載されていると感じられた.
本稿では,Research Reports を運動療法,物理療法,運動学,検査・測定・評価,教育・管理・調査の5項目に分類し,43編の論文のうち25編について,その要旨を紹介する.また.Case Reports(3編),特集号およびSpecial Issues については,その概略を紹介する.
なお,本文中の[( )] 内の数字は論文の掲載号と通巻のページを示す.
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