特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
EOI(essences of the issue)
pp.3
発行日 2002年1月15日
Published Date 2002/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105955
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国際障害分類(ICIDH,1980)は,疾患だけでなく障害をみることを重視する機運から生まれ,障害概念を整理し,その階層性を明らかにした.
そして約10年の改定作業を経て2001年5月にICIDHがICFに改定され,「障害」というマイナス面だけでなく「生活機能」というプラス面をも重視するという障害者観が確立された.ICFへの改定を契機にリハビリテーションと理学療法のあり方について再度考えていただきたいという願いをこめて本特集を企画した.
改定の過程や内容を紹介するとともに,その臨床現場への生かし方についても述べていただいた.
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