特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
essences of the issue
pp.765
発行日 1996年11月15日
Published Date 1996/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104635
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21世紀に向けた超高齢社会の社会福祉を推進する上で要となるであろう公的介護保険構想が公表されたが,その在り方について議論百出している.公的介護保険は在宅介護サービスと施設介護サービスとに大きく分けられ,その後者の中心となる特別養護老人ホームは単なる生活の場ではなく,身体的・精神的な機能を維持改善しつつ,主体的な生活ができるよう取り組まれ,かつショートステイ,デイサービスなどを実施しており,地域リハビリテーションの中心的役割を担っている.しかし特別養護老人ホームの常勤理学療法士は少なく,その係わりは十分とは言い難い.そこで特別養護老人ホームの現状を踏まえながら理学療法士の役割と具体的な活動内容,今後の課題について述べていただき新たな展開をする上で参考になれば幸いである.
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