雑誌レビュー
“The Australian Journal of Physiotherapy”(1988年版)まとめ
木山 喬博
1
,
井神 玲子
1
,
岩月 宏泰
1
,
太田 敏幸
2
1名古屋大学医療技術短期大学部
2津島中央病院
pp.715-719
発行日 1989年10月15日
Published Date 1989/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102875
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Ⅰ.初めに
オーストラリア理学療法協会が発行している“The Australian Journal of Physiotherapy”は1988年で第34巻を数え,日本の理学療法協会誌よりも先輩となっている.年間に4号しか発行しない季刊誌であるため,総冊数は少ないが,多くの情報が盛り込まれている.雑誌の内容を区分すると,いわゆる論文形式のものは21編,Clinical Note欄には症例研究発表が6編,学位論文などの要旨をまとめたResearch Note欄には48編,Abstract欄には43編の他誌掲載論文の要旨が収録されている.以下に,おのおのの欄の内容の要約と,印象的であったものは比較的詳しく紹介してみたい.
なお文中の[ ]には,掲載号数とページを示した.
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