特集 創傷治癒と理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.335
発行日 2006年5月15日
Published Date 2006/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102543
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
外科手術で,はじめに侵襲を受けるのは皮膚である.創傷治癒は,順調な治療進行に必須の条件であり,治癒遅延や遷延治癒は,理学療法計画にも大きく影響する.しかし創傷治癒過程や創傷管理,評価,治癒を阻害する因子について,理学療法士の知識は断片的であり,統合的な理解は不足している.本特集では,「創傷治癒」をキーワードに,病態生理と創傷管理,外傷や手術にともなう創傷の病態生理とその治癒メカニズム,創傷症例に対する理学療法介入の留意点と米国での取り組みなど,理学療法士として多角的な視点から創傷治癒について理解を深められるよう,解説していただいた.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.