特集 ボディイメージ
EOI(essences of the issue)
pp.1035
発行日 2005年12月15日
Published Date 2005/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102528
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理学療法の実践場面で,「対象者のボディイメージがよくない」と言われることがあります.脳損傷の場合には,重力への適応不全,身体知覚に対する自己認識の歪みなどを表現する用語として使われていますが,文字通りそのイメージは伝わるもののメカニズムや正確な重症度を問われると曖昧な部分が少なくありません.
他方,ボディイメージという用語は,精神科領域,看護学領域,体育学の領域などでも使われています.本特集では,この用語のもつ意味について神経科学および現象の両側面から広く検証し,理学療法の発展に寄与しようとする狙いをもっています.
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