特集 認知運動療法の適応と限界
EOI(essences of the issue)
pp.893
発行日 2004年11月15日
Published Date 2004/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102486
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近年,外界からの環境的諸刺激を感知統合したうえで身体運動を連鎖的にかつ運動学習的に考える認知運動療法が関心を集めている.しかし認知運動療法を実施するにあたっては,その理論的背景を確認するとともに中枢神経疾患,整形外科疾患などに対するアプローチ法をいかに適応するかの判断基準,また臨床的な効果とその限界を理解したうえで臨床対応することが重要である.本特集では,認知運動療法の取り組むべき課題を明らかにして,多くの理学療法士が臨床的検証を積み重ね,認知運動療法がより進化する契機となることを願っている.
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