特集 ヘルスプロモーション
EOI(essences of the issue)
pp.431
発行日 2004年6月15日
Published Date 2004/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102473
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
これまで,理学療法士の職域は医療領域に偏重していたが,高齢社会の到来や疾病構造の変化などにより保健・福祉領域にまで拡大されつつある.わが国が長年にわたり世界一の長寿社会を維持していること自体はたいへん喜ばしいことである.しかし,それと並行して健康寿命が長く保たれて国民のquality of lifeが保障される必要がある.このような課題に対して,「健康日本21」や「健康増進法」などと連動して,今後ますます理学療法士の職域が保健・福祉領域に拡大され,国民の「ヘルスプロモーション」に寄与することが期待される.本号では,各執筆者に種々の角度からヘルスプロモーションについて論じていただいた.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.