特集 神経生理学的アプローチの転換
EOI(essences of the issue)
pp.539
発行日 2011年7月15日
Published Date 2011/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101996
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APTAではNUSTEP,Ⅱ STEP,そしてⅢ STEP Conferenceを通して中枢神経障害に対する運動療法のあり方を検討してきた.それは神経生理学的アプローチと呼ばれる狭い体系の乱立から,近年では脳科学の発展やICFを受けた幅広い概念をもった内容への変遷であった.一方,NUSTEP Conferenceと理学療法士の誕生とがほぼ同時期であったわが国の理学療法はどのような変遷を辿って今に至っているのだろうか.これまでの経緯を明らかにしながら,未来に向けた中枢神経障害に対するリハビリテーションの姿を探ってみた.
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