特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
EOI(essences of the issue)
pp.913
発行日 2008年11月15日
Published Date 2008/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101286
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厚生労働省による「平成16年人口動態統計」で,日本人の死因の1位は悪性新生物(がん),2位が心疾患,3位が脳血管疾患となった.2006年6月には,がん対策基本法が成立した.しかし,がんのリハビリテーションは,がん治療に関する知識だけでなく,合併症としての運動障害,摂食・嚥下障害,呼吸障害,精神心理的問題など,広い範囲の専門的知識と技術を必要とし,その具体的方法,教育プログラムは統一されていない.本特集では,がん治療における理学療法の現状と課題について先進的に取り組む施設の方々から概説していただき,理学療法介入の可能性をまとめた.
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