特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.961
発行日 2007年12月15日
Published Date 2007/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101070
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整形外科術後の理学療法は,いわゆる後遺障害対策から,術者と理学療法士が情報交換・意見交換を行い,共同作業として対象者の身体機能を良好に回復させる,という発想へ変化した.短期間に治療効果を上げるには,理学療法士として対象者が受けた整形外科的治療法を理解し,手術侵襲による機能低下やリスクを予測し,理論的基盤に沿った理学療法計画を構築する必要がある.また,運動器疾患の理学療法対象者であっても,主たる疾患・障害だけでなく,合併症や重複障害をも念頭においた広い視野での病態理解が重要となる.
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