疾患と検査値の推移
心筋症
小原 浩
1
1東邦大学医学部内科学講座循環器内科学分野
pp.1208-1215
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543209145
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Point
●肥大型心筋症および拡張型心筋症が代表だが,基礎疾患あるいは全身疾患に関連して発症した二次性心筋疾患/二次性心筋症も同様の形態を示すため,鑑別が必要である.
●診断および経過観察には心エコー図検査が重要である.直感的に判別のつくLVDdやLVEFを用いて経過観察や治療効果判定をする場合が多い.
●心筋症によりほとんどの症例が心不全をきたすため,BNPが経過観察に汎用される.
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