技術講座 病理
シリーズ 検査技師に求められる感染防御対策・2
病理検査における感染防御対策
渡具 知克
1
1東海大学医学部付属八王子病院臨床検査技術科
pp.1192-1197
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206255
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Point
●病理検査は新鮮検体を扱うため感染の危険性が高く,特に結核菌,肝炎ウイルス,ヒト免疫不全ウイルス(HIV),プリオンの4種に対して感染防御対策が必須です.
●提出される検体全てが感染性を有するとみなすことが最も重要で,感染源に則した処理を行える環境の構築が大切です.
●バイオハザード対策用キャビネットとクリーンベンチの決定的な違いを理解し,作業者の安全性を確保することが重要です.
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