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医学用語集
山中 學
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1東大中検部
pp.617-618
発行日 1976年8月1日
Published Date 1976/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201136
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301)結節性紅斑;erythema nodosum
発熱,関節痛,食思不振などの前駆症の後に発疹し,発疹とともに発熱,全身症状が顕著となる.両下腿伸側,まれに前腕伸側に対側性に碗豆大ないし鶏卵大の皮下結節を伴う,皮膚からわずかに膨隆する紅斑で,自発痛,圧痛がある.多くは数週で吸収される.原因として化膿菌の巣感染,アレルギー,結核などが考えられている.
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