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医学用語集
山中 學
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1東大中検部
pp.245-246
発行日 1980年3月1日
Published Date 1980/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202022
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1161)夜盲症;nyctalopia,hemeralopia,night blindness
網膜の周辺部には明暗を感ずる杆状細胞があり,視紅という赤い色素を含むが,これはビタミンAと蛋白の結合したもので,ビタミンAが欠乏すると視紅の生成が減り,杆状細胞の機能低下が起こり,光覚の減弱あるいは暗順応が遅延する.先天性と後天性とがある.小口病(→122)は先天性夜盲症の一つである.
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