ワンポイントアドバイス
呼吸抵抗測定におけるマウスピースの影響
内田 明美
1
,
吉子 健一
1
,
伊藤 理
2
1名古屋大学医学部附属病院医療技術部臨床検査部門
2名古屋大学医学部附属病院呼吸器内科
pp.198-199
発行日 2012年3月1日
Published Date 2012/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103471
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はじめに
呼吸抵抗は,肺・気道・胸郭からなる呼吸器系の「空気の通りにくさ」を評価する呼吸機能検査である.代表的な測定法であるオシレーション法は1956年DuBoisらによって開発されて以来,半世紀以上の歴史をもつ1).近年,測定機器の普及に伴い,喘息やCOPD(chronic obstructive pulmonary disease)の評価法としてオシレーション法が注目されている2,3).
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