増刊号 細胞像の見かた―病理・血液・尿沈渣
第3章 尿沈渣 これだけは知っておきたい成分と症例
5.蝋様円柱(1)
今井 宣子
1
1大阪大学医学部附属病院臨床検査部
pp.1214
発行日 2004年9月15日
Published Date 2004/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100827
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症 例:外科,55歳,男性.
診 断:胃癌術後.
尿外観:淡黄色,透明.
尿定性検査所見:pH6,比重1.012,蛋白(1+),糖(-),潜血(1+),ケトン体(-),ウロビリノゲン(±),ビリルビン(-),亜硝酸塩(-),白血球エステラーゼ(-).
尿沈渣所見:赤血球1~5/HPF,白血球0~1/HPF,尿細管上皮細胞(2+),ガラス円柱(1+),顆粒円柱(3+),上皮円柱(3+),?様円柱(2+).
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