技術講座 生理
睡眠脳波検査のポイント
上田 和幸
1
,
杉田 淑子
1
,
谷口 充孝
1
1大阪回生病院睡眠医療センター
pp.331-336
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100515
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新しい知見
睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome,SAS)に対する関心の高まりと診療報酬での評価により,SASの診断や治療の評価のために終夜睡眠ポリグラフィ(polysomnography,PSG)を行う専門医療機関がわが国においても増加している.一方,PSGはこうしたSASの診療目的以外にも,ナルコレプシーをはじめとする過眠症の診断や評価,睡眠中の異常行動の診断ツールとしても有用であるが,医療経済的な成立が困難であることもあり,その活用は進んでいない.
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