新しいキットの紹介
緊急検査法としての簡易臨床化学検査機器の検討
脇坂 滋
1
,
山崎 晴一朗
1
,
近藤 重信
1
,
矢野 順子
1
1久留米大内科中検
pp.652-654
発行日 1975年6月15日
Published Date 1975/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917705
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緒言
緊急検査法の理想は,簡易,迅速,高精度,高再現性であるが,現実にはすべてを満足する方法は少なく,その選択は,その場合の条件,目的により左右されることが多い.現在わが国においては理想的な緊急検査体制が実施されている施設は少なく,特に時間外緊急検査は各主治医の判断に頼らざるを得ない.この結果,当然検査項目も制限され,方法的にも最も簡易なものにならざるを得なく,市販の簡易臨床化学検査機器が使用される機会が多い.緊急検査法としての簡易臨床検査機器について検討を行った.
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