特集 血液検査の問題点
15 出血時間測定の問題点
加々美 光安
1
1東邦大・森田内科
pp.944-950
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916550
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緒言
近年,止血機構に関する知見の急速な進展に伴い,この方面の検査頻度は増加傾向を示している。
ところで,出血時間測定は出血性素因の検査法として,古くから広く行なわれているものであり,止血機構の異常を知るにかなり重要なものであるが,測定法が比較的簡単であるためか,じゅうぶんな配慮を怠りがちである。
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