今月の主題 リポ蛋白
臨床検査の問題点・141
リポ蛋白分画の染色法
櫻林 郁之介
,
橋本 寿美子
pp.750-757
発行日 1981年7月15日
Published Date 1981/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911280
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脂質は染色が難しいとされていたが,脂溶性色素の出現やオゾン化Schiff法の開発によって容易となり,リポ蛋白の分画染色は,現在では異常リポ蛋白の検出にまで進んでいる.最も普遍的な電気泳動法を取り上げ,その支持体と染色法の組み合わせの中から問題点を検討する.
(カットはジホルマザン法によるリポ蛋白電気泳動法におけるコレステロール染色像で,各リポ蛋白中の分布がよく分かる.)
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