検査室の用語事典
凝固・線溶検査
藤巻 道男
1
1東京医科大学臨床病理
pp.341
発行日 1981年3月15日
Published Date 1981/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911190
- 有料閲覧
- 文献概要
21)外因系血液凝固;extrinsic clotting system
血管が損傷されると血管壁損傷部位より脂質蛋白である組織因子(組織トロンボプラスチン,第Ⅲ因子)が血液中に流入し,第Ⅶ因子とCa2+によって活性型複合体を形成し,第X因子を活性化する.この反応系を外因系と言う.プロトロンビン時間は外因系の検査法である.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.