検査室の用語事典
血清学的検査
伊藤 忠一
1
1東北大中検
pp.570
発行日 1974年5月15日
Published Date 1974/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908550
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36) Fab
免疫グロブリン(特にIgG)をパパインで処理することによって得られる画分で,抗原と結合する活性を有しているのでこう呼ばれる.IgGをタンパク分解酵素で処理したり,還元アルキル化したりするとFabのほかにいろいろの画分が得られるが図にそれを模式化して示した.IgA,IgMについても同様の画分が得られる.
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