対談
血液塗抹標本の見方(その2)
天木 一太
1
,
杉山 幸子
2
1日本大学医学部比企内科教室
2日本大学板橋病院中央検査部血液室
pp.469-472
発行日 1959年8月15日
Published Date 1959/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905607
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正常骨髄像
天木 今回は正常の血液の幼若細胞について,観察してみようとおもいます。それには骨髄塗抹標本を見ればいいわけですが,骨髄の塗抹標本を作るには,どういう点に気をつけたらいいでしようか。
杉山 血液塗抹標本の場合と同様ですが,血球を細かく観察するために,薄い,よく伸びた標本がいいとおもいます。その上に骨髄液は凝固しやすいので手早く操作することも大切とおもいます。
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