特集
昭和34年度第6回2級臨床病理技術士資格認定試験問題—模範解答および講評
松村 義寛
,
清水 文彦
,
竹内 正
,
石井 暢
,
日野 志郎
,
松橋 直
,
樫田 良精
,
土肥 一郎
,
塚原 進
,
小池 繁夫
pp.513-527
発行日 1959年9月15日
Published Date 1959/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905616
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第6回臨床病理技術士資格認定試験(2級)を終つて
昭和29年11月20日に第1回を行なつた認定試験は昨年までに1153名の合格者を出すにいたり,受験者もひろく全国より集まる一大行事となつた。
昨年度の実行委員長であつた牛場教授が本誌(2巻10号)に述べられているように400名以上の受験者を延々1000科目にも達する専門課目に対し各人の希望どおり順序よく受験させる手筈はまつたくたいへんな仕事であつた。事務所の諸君も実行委員の方たちもいずれも本業の合間に勤労奉仕していただくわけで,受験日程の割りふりにしても,受験願書から受験科目と受験番号とを分類したカードをつくり,試験場の定員と日程とに合わせてしかも同一人がおなじ時間に数ヵ所で受験することのないように組分けをつくる作業や,それができたら各試験委員に受験者名などを配布し,各受験者に受験票を送付する。このような事務上の労力は実際にその衝にあたつてみて感得せられるものであろう。
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