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昭和33年度第5回臨床病理技術士資格認定試験問題及び解答集
牛場 大藏
,
岩田 和夫
pp.610-612
発行日 1958年10月15日
Published Date 1958/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905514
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第5回臨床病理技術士資格認定試験(2級)を終つて
過去4回実際の試験委員(細菌学及び寄生虫学)として本試験の採点を行つてきた私は,今回たまたま実行委員として全般のことがらにタツチする機会を持つた。その結果従来とは異つた面から本試験の実態を観察することが出来,新しい印象をうけたともいえる。
まず第一に感じたことは400名以上もの受験者,しかも各人が教科目を受験する者が多いのを,順序よく受験させることが,いかに大変な仕事であるかということであつて,受験者にはちよつと気づかれないような細かい事務上のことが,つぎからつぎへと生れてくる。この意味からいつても,受験者諸着が無駄なく,真面目に一つ一つの試験を受けていただきたいと切に感じた次第であつた。
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