Japanese
English
資料
心エコー図検査時に観察された食道病変
The Esophageal Lesions Observed by The Echocardiography
谷内 亮水
1
,
清遠 由美
1
,
山﨑 由紀
1
,
北添 寛
1
,
沼本 敏
2
Ryousui TANIUCHI
1
,
Yumi KIYOTOU
1
,
Yuki YAMASAKI
1
,
Hiroshi KITAZOE
1
,
Satoshi NUMOTO
2
1高知市立市民病院臨床検査技術室
2高知市立市民病院病理診断科
1Department of Clinical Laboratory, Kochi Municipal Hospital
2Departmnet of Diagnostic Pathology, Kochi Municipal Hospital
キーワード:
心エコー図
,
食道癌
,
食道裂孔ヘルニア
,
アカラシア
Keyword:
心エコー図
,
食道癌
,
食道裂孔ヘルニア
,
アカラシア
pp.331-334
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904721
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われわれは,1996年11月~1999年10月までの3年間に心エコー図検査時に,左房後方の腫瘤エコーとして観察された7例の食道病変を経験した.病変は,食道癌4例,食道裂孔ヘルニア2例,アカラシア1例であった.食道癌4例中3例は低エコーの中心に強いエコーを有する所見であった.腫瘍でない3例は,消化管の一部が腫瘍様に描出されたものであった.食道病変を有する患者の心エコーを行う場合には,その観察を行うことも重要である.
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