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乳管内視鏡下穿刺吸引細胞診―"Shooting Biopsy Oytology"
長瀬 慈村
1
1乳腺クリニック長瀬外科
キーワード:
超早期乳癌診断
,
乳管内視鏡
,
細胞診
Keyword:
超早期乳癌診断
,
乳管内視鏡
,
細胞診
pp.1040-1041
発行日 1999年9月15日
Published Date 1999/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904179
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乳管内病変における重要な症状の1つである異常乳頭分泌に対する検査法として,乳頭分泌物細胞診,乳頭分泌物中CEA測定,乳管超音波検査,乳管造影などがあるが,1988年には乳管内視鏡検査が試みられ1),この10年間に急速な進歩を遂げた2,3)(図1).
超早期乳癌診断のための検査法の1つとして当院では,乳管内視鏡下穿刺吸引細胞診"狙い撃ち細胞診:Shooting Biopsy Cytology"を1995年4月より行っており成果を上げている.従来の乳管内病変に対する細胞診の方法に比し,本法は,直視下に病変を確認しながら穿刺吸引できるため,極めて正確な診断法である(図2).
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