学会だより 遺伝子診療研究会第2回学術集会
遺伝子技術の実施,診療への活用をめざして
須藤 加代子
1
1東京慈恵会医科大学第三病院臨床検査医学
pp.1330
発行日 1995年11月15日
Published Date 1995/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902749
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北海道大学においてわが国で最初の遺伝子治療(ADA欠損症)が始められたばかりの1995年8月9日から3日間,国立京都国際会館において遺伝子診療研究会第2回学術集会が,森徹(京都大学医学部臨床検査医学教授)会長の下に開催された.遺伝子診療研究会は河合忠,森徹両教授を代表世話人として1994年4月に発足,設立され同年12月10日ニッショウホール(東京)において河合忠(自治医科大学臨床病理学教授)会長の下に第1回学術集会が開催された.本研究会は,遺伝子研究の最先端の報告を主として取り扱うのではなく,遺伝子関連技術の実施診療への応用について発表討議し,さまざまな現実的な問題点を議論し,将来のあるべき姿を見極めていくことを意図している.
第2回学術集会においては,特別講演3題,シンポジウム7セッション,一般演題63題ともりだくさんの内容が4つの会場で行われた.
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